わたしはお料理を通してたくさんの気づきや学びをいただいてきました。
もちろん日常からもいろいろなかたちちでそういうことをいただくわけですが、
わたしの場合はお料理経由がたまたま多いのか、受け取りやすいのか。
先日あのお好み焼
き焼きながら待つことの大切さを教えてもらいました。
クラスでやる豆腐ハンバーグなどもそうですが、生徒さんたちからよく上手に焼けないとの声を耳にします。
クラスでいざ実習をすると『まだかえさないでいいですか?』とかならずきかれます。
なんでもベストのタイミングというものがあるんですよね。
料理に限らずだけど料理はわかりやすい。
目に見えるから。
まさに裏返すタイミングなんてわかりやすすぎます。
自分が安定しているとき(調子がいい・バランスがいい・調っている)はそのタイミングが自然にわかります。
感覚というか、「今かなっ」っていうのがだいたいあっている。
でも不安定なときはわたしもとんちんかん。
陽性になりすぎて待てないで早く返しすぎてぐっちゃっとしちゃったり、
陰性になりすぎてぼんやりしてタイミングのがして焦げてくっついたり。
(あ、陽性で焦げるパターンもありますが)
自分がいい感じのときは何をしてもいい感じ。
ふと感じた時に裏返せばつるりんときれいに返せておいしく、美しくできあがる。
頭で考えるのではなく感覚でそれができるからラクチンだし、何より気持ちがいい。
これをお鍋が呼んでるとか、食材の声がすると言ったりするときもあるけれど、
感覚でそれをキャッチできるといえばいいのかな。
だから自分を心地よいバランスで保つことが楽しくなって、
心地よいわたしにつながらないものから自然に遠ざかっていく。
感覚でわかったり、いろんなことのタイミングが良いって楽しいもの、毎日。
(頭で考えるのは苦手なわたしだからかな?)
だからわたしはマクロビオティックが楽しくて仕方ないの。
ちょっと話が飛びましたが、そうやって安定している自分だとタイミングを待てるんです。
焦ってひっくり返したりせず、お好み焼きが「いまだよ~」と言ってくれるまで待てるの。
お料理と子育て少し似てますね。