kuu-kuuの基礎コースの授業の中で、
地球の誕生から現在までの生命の進化をみつめる時間があります。
そこから人間と食べ物のことをみていくわけなのですが、
最近思うことがあります。
生まれたての地球は、高温で、酸素もなくて、紫外線や放射線がたくさんあり、猛毒物質もたくさん・・・
まるで生命は存在できないような過酷な状況だったと言われています。
そんな地球に最初にうまれたいのちが微生物。
バクテリアとか菌のようなもの。
彼らが時間をかけて、美しい地球を作りだしてくれた。
そして、次々に新しいいのちがうまれてきた。
そう思えば、人間があまりに勝手に汚し傷つけてしまった地球を癒してくれるのは微生物なのかもしれません。
たとえば自分で自分の首をしめる形で人間がいなくなる未来があったとしても、
微生物が時間をかけて浄化をしてくれるのかもしれないですね。
だから好き勝手にして良いということではないし、限度があると思うし、
自然界には存在しないものまで作って汚染をしてしまっているので深刻ではあるのだけれど・・・。
放射性物質に対して有効と言われるお味噌も、
そこに詰まっている微生物の力が排泄を促してくれるのでしょう。
そういえば最近、お米のとぎ汁で作る乳酸菌が放射性物質に有効と言う記事もよくみますね。
あと、セシウムを集める菌が発見されたとかも見かけた気がします。
そういえば先日テレビでナホトカ号の重油流出事故のときのことをやっていて、
海をよみがえらせたのは、地元の人とボランティアの人の地道な重油の回収作業と
もともと自然界にいた重油を食べて分解してしまう微生物の力だったと言っていました。
自然はすごい。
さぁ、人間ももう一度自然の輪にもどりましょう。