靴下の臭いを取引先のお客様から指摘を受けて私の成績はがた落ちしました。『臭ってるんじゃ?』こんな考えを人と会う度に考えてしまうようになってしまったんです。
私が安易に考えてしまったのは…
『足汗対策をすれば、この臭いはなくなるだろう?』
と考えてしたことでした。ですが…ここがすべての悩みの時期のスタートになってしまったんです。
靴下の臭いの原因は細菌の排せつ物
当時、色々な身近にある消臭効果のあるアイテムを片っ端から使いました。過去記事に何回も書かせて頂いた…ユニクロの靴下ドライデオドラント ソックス。
この商品は消臭靴下として宣伝、販売された商品ですが…全く消臭効果のない“汗を素早く乾かす靴下”でした。
現在店頭から消えています。これは当たり前。宣伝してる効果はない消費者に誤解を与える商品だったからです。
蒸れない靴下として購入を促すのはアリだと個人的に思いますが…足汗を乾かす=靴下の臭いが消える!という科学的根拠はありません。
正しい靴下の臭いの原因は…足汗を食べた細菌が靴下で繁殖した時にまき散らす排せつ物です。
この排せつ物から、ツンとくる人を不快にさせる刺激臭はしてるんです。
いくら汗を乾燥させても靴のなかという密閉された空間。しかも成人男子の靴の中に一日で発汗する水分量はコップ1杯分(200cc)と言われています。
汗をいくら素早く乾かしても…靴の中は常に体温で温められ、足の皮膚から常に水分が出てくるために高温多湿の細菌の繁殖工場になってしまうのです。
足汗自体は無臭なのに、どうして足の悪臭は発生するのか?この研究をイギリスのノーザンブリア大学教授が研究し、テレビで放送されました。
関連;http://ameblo.jp/kutusita51/entry-12246639946.html
私はこれを見て感じてしまいました。強い怒り。
ユニクロから始まり、楽天やAmazonで大きな広告を出している営利目的の消臭靴下のほとんどは…『足汗を素早く乾かす=消臭効果』をキャッチコピーと宣伝で使用し販売しています。
皆さんの身近に、足が臭わなくなるクリームや腋臭対策クリームは、『毛穴から汗を出すことを防ぎ、強力防臭します!』という商品はないでしょうか?
靴下の臭いも足や脇の臭いも…悪臭を放つ化学反応の原理原則は一緒なんです。汗を素早く乾かしても、制汗剤を使用しても悪臭が治まることはありません。
私が強烈なコンプレックスを感じた、靴下の臭いの正しい原因は…
『足汗を餌に繁殖した細菌が、靴の中にまき散らす排せつ物』でした。
靴下の臭いの対策は?
靴下の悪臭を防ぐためにには『殺菌効果』のある消臭靴下を履くことが最短の解決策になりました。病んでしまった私にプレゼントしてくれた妻に感謝しています。
自分で選んで購入した量産店のドライソックスで効き目を感じなかった私は、ドラックストアでよく目にする消臭クリームやスプレーを使用しました。
結果…皮膚が弱いのか…ただれや、一週間ほどで毛穴の黒ずみが発生してしまいました。
失敗しない靴下の臭い対策のポイントは…
『足汗を抑える、乾かす商品を選ぶと失敗!対細菌対策をした靴下を選ぶこと!』
これが私のように、仕組みが理解できれば靴下選びで数秒で解決したのに…余計なグッツを色々試してまった余計な時間を過ごさなくてすみますよ。
なにより…一度悪臭を指摘されてから…
『臭ってないかな?』
とマイナスな感情が無くなるのは、私にとって一番うれしいことでした。
現在妻からもらった消臭靴下を履いています。今はこのソックスだけあれば全くストレスなく仕事をしています。