″ 愛のなる木 ″ ② | クツミのブログ

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ひとりひとりの内側が
満たされれば。。
きっと。。平和な地球へと

大海のなかの一滴。。
わたしがわたしを
ゆるし愛すること。。
つづっています

″ 愛のなる木 ″ ①の

続きです ニコ

 

『長い年月、たくさんの人がやってきた・・
おまえさんのように、いつもがまんばかりして感情に蓋をして
おった・・・
だが、おまえさんが感じてあげなくて誰がおまえさんの感情を
感じてあげるのじゃ?
感情は自然にあふれだすもの。ただ寄り添って感じてあげれば
自然に消えていくのじゃ・・
怒り、悲しみ、妬み・・・・どんな感情にもいい悪いなんてない
・・しっかり感じてあげてほしいのじゃ。
自分を愛おしむというのはそういうことじゃ。』




すべては愛じゃ。。。
どんな自分をも愛したくて、すべては愛だったと感じたくて
地球にやって来たのじゃ。
ここでは、みんなばらばらのように思えて孤独を感じてしまう。
だがな、ほんとうはみんなつながっておる・・・・
自分を愛おしむことが、他のみんなを、すべてを愛おしむこと
なのじゃ・・
おまえさんならわかるだろう・・・』
少女は、自分で自分を抱きしめ、今までほっておいた感情に
しっかりと寄り添い感じてあげました。
『わたし・・悲しかった・・』
少女の瞳から涙があふれだしました。
すると、頭上がぱっと輝き、

見上げてみると・・・





それはそれはきれいな、愛の実がなっていました。
『まあ!』
『きれいじゃろう。。おまえさんが自分の気持ちに寄り添い、
ほっておいた感情を受け容れてあげたからじゃ。。
おまえさんの勇気が愛の実をならせたんじゃ。』
少女の表情は輝き、顔の色は柔らかいピンク色に染まって
いました。
『今地球上には、愛の実が不足しておる・・
もしおまえさんのような人に出逢ったら、話してあげておくれ。
わしが語ったことを・・・』

それから少女は、どんなときも、怒り、悲しみ、妬み。。。
どんな感情も、おいやらず、寄り添ってあげ、どんなに
おいやりたい自分も、許し、愛おしみ 抱きしめてあげ、
しあわせに暮らしました。
そして、おばあさんになるまで、たくさんの人に、年老いた木が
教えてくれたことを、語り続けました。





たくさんの人が、ほっておいた感情に寄り添い、
自分を尊び、愛おしむことを思い出しました。

すると、ひとりひとりの内側からあふれだした
愛が、恐れを溶かし、地球上のひとりひとりの
ハートが開いて、地球は、愛の実がたわわに実
った木であふれ、きらきらエメラルド色に輝き
を放ちました

そうして、すべての存在が、恐れから自由になっ
て、安らぎに包まれ、お互いを尊びながら、ひと
りひとりありのままの光、めいいっぱい輝かせ、
この唯一無二の美しい星、地球を、自由に羽ばたい
て、地球たのしかったようと、還っていきました。


                          おしまい 


                                by クツミ

読んでくださり

ありがとうございます好Wハート


みなさま

今夜も

すてきな夢を~ニコLOVE