今朝、朝の連続テレビ小説
"まれ"を見ていて
心打たれました
ずっと凝り固まっていた
私の心のなかを
なにかがすーっと流れ
心が大きく動きました
まれ「最低ねうちは・・
前にお母さんが自分の中にも
知らん自分がいるっていうとったけど
こんな自分ばみつけとうなかった
みつけとうない自分が
私にもあったん」
落ち込んで茫然としているまれに
祖母替わりの文が言いました
「誰の心にものぞきゃあいやなもんやどろどろしたもんが
ねむっとる
おめえだけではねえや
汚ねえ心がいややったら隠せばいいがいね
ほやけど(手で胸をたたきながら)自分にだけは隠したらだめや！
汚ねえもんやあるってことを自分だけはちゃんとみとめとくが」
涙を流すのを忘れてしまうくらい心を打ちました
私に足りなかったもの・・・
どろどろしたものがあってあたりまえ
そんな人間が愛おしいと思えるようになれた私だったけど
まだまだ自分のなかにある黒いものどろどろしたものを
見て見ぬふりしてちゃんと認められていなかった自分に
気づくことができて
ずっとずっと抜け出せなかったトンネルを
抜けだせた気がしました
文さんが教えてくれたように
汚いものがあるってことを
自分にだけは隠さずに
しっかりと認めてあげたい
そうすれば
傷ついて人のせいにすることもなく
きっと
なにも恐れることなく
どんなことも笑い飛ばせる
私になれる・・・