ビワイチか1000kツーリング | クタクタのブログ

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雨の予報だった週末は曇りや晴れに変わり、諦めていたツーリングに気持ちが動いた。


周防大島にて友人2人が釣りをする土曜日にいきなり押しかけてみるか、琵琶湖一周でもしてくるか。

スマホでポチポチしながら決めたのはビワイチだった。


とにかく走り出して見ようと咲き誇る桜に癒されながら下道を走る。

軽装で走っていたが山に入ると寒く、用意していたイージスを着込む。


松阪に入ると国道が渋滞して、そこから高速に乗った。


とりあえず彦根城を目指して走るが、やはり渋滞して時間がかかった。

サイクリングしてる人々、キャンプする人々、釣りをする人々、何十年かぶりの琵琶湖はやはり大きい。




彦根城に到着しバイク駐車場に入れたのが午後4時で、駐車料金を回収にきたお姉さんに「ここ、5時に閉めるから、あそこの植木の間からでてね」と言われた。


ビワイチはもう諦めていたので、ハイハイと返事してイージスの上下を脱いだはいいがバイクの鍵が無い。


「あれ?ポッケに無いし、あー、イージスのポッケかあ」と探したが無い。


散々探してからリアボックスに刺さったキーを見つけて「ボケてんじゃねえよ」


自分に突っ込んで彦根城周りを散策した。






アレ?お堀を巡る舟じゃないか。


以前、堀巡りはここだけですと松江の船頭が言ってたのは嘘だったんやなあ。


おっ、人力車か。

伊勢神宮でもあったよな。




スラリとした、小股の切れ上がった粋な美人さんが引いてる人力車もあって、バイクに乗ってる女性ブロガーさんが頭に浮かんだ。

会った事もないけど、なんとなく似合うと思う。


城の周りには中学校や高校もあり、珍しいなと思う。




桜の下で花見の酔客や、着飾って写真を撮ってる外国人もいて、皆んな楽しんでいる中を仏頂面した私はブラブラ散策した。


駐車場に戻るとまだ数台のバイクはいて、マスツーの人達は帰りのルート相談をしている中、風呂と快活クラブの検索を済ませた私は颯爽とヘルメットを被ったが、真っ暗で何も見えない。


反対に被ったら見えんわな。大丈夫か、俺。ガーン


大津に移動し腹拵えしようとラーメン屋に入る。

田舎者ゆえにテーブルに置かれたモノの正体が分からず、

ラッキョだと思い齧りついたらニンニクだ。

マジで大丈夫か、俺。笑い泣き




なるほど、これで挟んで潰してラーメンに入れるんだな。しかし、何故ラッキョだと勘違いしたのかなあ。


着いた温泉の名前は忘れたが入浴料は1200円でバスタオルとタオル付き。

一日中バイクに乗ったので身体がガチガチだった。


ふとサウナを見ると8時からロウリュが始まると書いてる。ほうー、これが美人バイクブロガー肉山のりさんがハマってるヤツだな。


5分前に入室し下の端っこに初心者らしく座った。

ところが続々と人が入って満員になる。


そこに男性2人がやってきてロウリュの説明の後、軽く準備運動を促される。

ストレッチだが満員状態なので蠢く肉団子のようだ。

アロマを加えた水を釜にかけ、それを巨大な団扇で煽ぐと室温が上がった。


この程度か、、、楽勝じゃないかと思っていたら、

失礼します、と団扇で個人を煽ぎだした。


ブワッと熱風が身体に当たり、これかあ、と納得したが、やはりこの程度か、と思う。たいして汗も出ていない。


「それでは続きまして2回目に行きまーす」


え?これを繰り返すのか。


2回目はさらに温度が上がって、団扇で煽がれると汗が噴き出た。


すぐに出て表にいたスタッフに「コレって何回やるのですか?」


「だいたい2回で皆さん出られますが、5回くらいする人もいますよ。お客様が満足するまでやります」


マジか、いや、マゾだろ?


水を飲み、リクライニングベッドに横になると心臓がドキドキ鳴っていた。

学生の頃、白く熱いグラウンドでハンドボールした後の疲労感を思い出していた。

あー、これが整うって事なんかなあ。


しかし、これをのりさん、ゼットンペアで体験してもらいたいな、と思った。


露天風呂に浸かりながら暗い琵琶湖に映る蛍のような

光を眺めながらロウリュ初体験を噛み締めた。

いいね、あれ。


ホンワカした気分で快活クラブに移動。


ほぼ満室状態だったが喫煙のフラットが1つ空いてた。


疲れていたのかポケットウイスキーを飲んだら眠っていた。