ヤマハの初期型ディストーション  DI-01 をRATにしてしまえ、というプロジェクト?が完了しました。とはいっても、見た目がそのままなので???ですよね。中身はこんな感じてす。

改造前

改造後

結局のところ回路が思っていたより違ったので、抵抗とかコンデンサ部品を全部外して新たに回路を組んでしまいました。裏はパターンカットとかジャンパーが走っています。しかも部品の高さ制限があって、ちょっと難儀でした。

ついでにDC入力の増設です。簡単かと思っていたら基板とシャーシの隙間がギリで位置決めがシビアでした。

さあ、ギターを繋いでチェックです。音は間違いなくTHE RATです。ギラギラして厚くて深い歪みです。以前愛用していたのでその記憶が甦ってきました。各ボリュームも新品に交換したのでストレスなく動作します。オリジナルRATと違うところはEQが時計回りで高域強調になるところです。これはAカーブではなくてCカーブを使ったからなんです。印刷でSOFT, HARDってなっているのでそれに従いました。

実は2台持ちなんです。決して好きだから買ったのではなくて、安さにひかれて既に持っていたことを忘れて買ってしまっただけなんです。今回は音の違いのチェックに使えましたけど。
マーキングとかしておかないと「どっちがどっちだー」になってしまいそうです。