前回のお話で1966年製のテレキャスターのピックアップを変えようかななどと悩んでいるといっていましたが、行きつけのリサイクルショップで、なんとジョーバーデン JBE ピックアップを見つけてしまいました。フェンダーとかディマジオとかしか頭になかったんですが、この手があったんですね。これは、運命か?ということで即購入です。



このピックアップはリプレースメントとしては高級な部類で、新品を揃えるにはちょっと勇気がいるやつです。調べたらセットで6万円近くするんです。立派なギターが買えますよね。

これは、ダブルブレードで所謂ハムバッキング構造でローノイズを実現しています。元々は世界一無名のテレキャスターマスターと言われたダニーガットンの為に作られたもので、音に関しては彼のプレイを見ると分かりやすいです。気になる方はyoutubeで検索してみてください。とは言うものの、自分のギターに付けたらどうなるかはやってみないとわかりませんね。

これ、オリジナルのピックアップです。

こんな感じになりました。
おー!ダニーだ!見た目だけね。

さて、音はというと、やっぱスゲーです。ハムのくせしてテレの音が出ます。重心は高いですね。カッキーンと抜けます。その分ローは控えめです。さすがにノイズは皆無ですね。音量も控えめですが、ストラトよりは大きいです。

やはり、ダニーガットンの音に近いです。プレイはともかくとしてですよ。シングルから乗せ変えても違和感がないと言われていますが、確かにそのとおりです。よく、研究して作ったんでしょうね。
自作のテレキャスターにダブルブレードのゴトーのTwin-Railを載せていますが、あっちはもっとハム寄りで太い音が出ます。

ネック側はオリジナルで甘い音なのでバランスは良くないけど、とりあえず問題なくミックスも使えます。フロントもJBEにするとバランスが良くなるんでしょうが3万円位するので、新品を買う勇気は今のところありません。どこかに安い中古がないかなぁ。