これはMU-TRON MICRO Vというオートワウです。オートワウ界では王様であるMU-TRON Ⅲの機能を減らしてコンパクトになったモデルです。発売当時に新品購入したものなので箱付きです。まあ、MU-TRON Ⅲが高くて手が出なかっただけなんですけどね。カラフルな音叉マークが萌えポイントです。
小さいので足元に組み込みやすいところがとても良いところで、当時のプレイヤーのボードに良く入っていました。今ではちょとレアな機種になるので自作する人もいるようです。

箱には大きく6608とマジックで書かれていますが、これはシリアルナンバーです。こんなに大きく書くのはアメリカンな感じです。

鉛筆で小さく17,000と書いてあるのは販売価格で、店の確認用と思われます。日本人的な感じです。どこで買ったのか17,000円だったのかはもう忘れてしまいました。

さて、こいつの音はというと、ただ一言、ぶっといです。フィルターが閉じて低周波帯域になると地を這うような唸りになります。決して音色の癖が強いわけではないのですが、存在感は半端無いです。流石にMU-TRONといったところです。使い道としては、ソロの時にディストーションを繋げて地を這う唸りを楽しむといったところです。間違えてもカッティングには向きません。

結局のところ、僕はオートワウが好きなんでしょうね。いつの間にか5台になってしまいました。グヤトーンのcross over box PS-104は暴れん坊です。クロスオーバーで使えるのでしょうか。僕はいまだに使いこなせません。DODは独特の癖があってちょっと面白いです。MXRのENVELOPE FILTERはオールマイティーで安心できるのでファーストチョイスです。