昭和歌謡のCDを検索していたら怪しげなB級感漂う「続・歌謡曲番外地 恋のコマンド」というやつがビビっときてしまって試しに購入しました。ちょとだけジャケ買いですけど…。



いやー、ビックリです。怒濤の19曲で脳天炸裂状態です。こんな知らない世界があったんですね。おそらく70年代のあまりヒットしなかったアイドルのシングルの中からキワモノというか勢いのある曲を集めているようです。
みなさん個性的で魅力あるんですが、この中から特に朱礼毬子さんの「とりのこされて」という曲が衝撃でした。解説に「薄紙に指を切られるような、鋭利で繊細なファルセットがたたみかける」と書かれていて的を得ていると思います。正に心を切り裂くかのような鋭くていて甘い歌声がたまりません。デビュー当時は竜エリザというお名前だったそうです。他の曲があればもっと聴きたいですね。