ギブソン レスポール デラックス 2021年モデルのペグをクルーソンタイプに交換したんですが、あれ、ちょっとおかしくない?



なんか、ナット寄りの1, 6弦のポストが低くて3, 4弦のポストが高いではないですか!
そうなんです。ヘッドが先端に向かって薄くなっているのです。その差は1mm強です。そのため一番太い6弦なんか2周もできないではないですか。ちなみに取り付けたペグはESPの製品で、Made in JapanなのでゴトーOEMだと思います。ゴトー純正だと背面に文字はないですがESPは一列でDELUXEの刻印がついてます。なんかいい感じです。


調べてみるとギブソンのヘッドは大昔からテーパー付がデフォルトのようです。このギターはレギュラーラインですがきちんと継承されているんですね。理由を調べると、ネック強度のためとか工作制度のためとかでてきましたが良くわからないですね。
ただ問題となるのが、テーパーのあるヘッドにペグをつけるとポストが垂直にならず、ナット側に若干傾いてしまうのです。クルーソンタイプのペグは遊びがあるので傾きを吸収しているみたいでとりあえず大丈夫ですけど。世の中はアバウトが良いんです。

以前、70年代のレスポール カスタムを使ってましたがヘッドのテーパーは全く気がつかなかったです。そもそもギブソン全製品にテーパーが付いているのかも良くわからないです。
結論として、テーパーがあった方がギターデザインとして見た目がスッキリしてかっこいいと思います。

手持ちの1974年のギルド、1965年のモズライトにもテーパーが付いています。世の中、こういうものなんですね。たいへん勉強になりました。