10年前くらいに作ったファズのメンテナンスをしました。オリジナルはイギリスのBURNS製のBUZZAROUNDです。今一つ使いにくいコントロールとサウンドだったので今回は一部回路変更と配線し直しをしました。

オリジナルと一緒で基板を使わずラグ端子に直配線しています。抵抗はカーボンコンポジット、コンデンサもヴィンテージWIMA, Mullardを使っています。効果のほどは定かでないですが。トランジスタはゲルマニウムPNPのテレフンケンのADC1を3個です。オリジナルはマイナス電源駆動ですが、使いやすくするためにプラス電源駆動にしています。
操作はSUSTAINが歪み量、BALANCEが音量、TIMBREがEQですが、それぞれが影響しあって一筋縄ではいきません。スイートポイントを見つけると、なんとも言えない深い倍音に包まれて最高のサウンドになります。これからは時々出番があるでしょう。