URSA MAJORというメーカーを知っている人はベテランのレコーディングエンジニアくらいではないでしょうか。日本語で大熊座ですね。まだデジタルリバーブが出始めた頃のアメリカのブランドで完全にスタジオ向けです。
これはStage Gate 626というリバーブとディレイの複合タイプで、このブランドの中級機にあたります。今でこそ簡単にリバーブはかけられますが、当時はこんな機器をつなげないと立派な音が出ませんでした。でも、これはいまでも手放せません。ツマミをちょこんと回すと簡単に激変するのです。そして、ありえない深さのかかり方をするのです。RoomとかHallとかのレベルではなく、まさにSpaceの音です。というか、宇宙の音って?聞いたことありませんけど。間違いなくこれで1曲できます。