撮ったのはXperia5マークⅤのビデオプロ、4K30fps。13時からの第一部は傘の切れ目からの直射日光のせいか、16分でカメラ強制終了したが、15時からの第二部は若干涼しくなったのか、本体温度上昇機能制限の警告も出なかった。

 

 今日は今年二回目、4月14日以来の博多ORIHIMEのライブだ。第一部が13時開演、第二部が15時開演だ。いつものステージど真ん前、最前列を取るために、三時間前の10時には駐車場に入った。1週間前は愛ドリだったので、四時間前でも席、取られていたが、博多はそんなことはなかった。

 

 今日はクーラーボックスにトライアルで119円のやかんの麦茶を三本持って来た。二本凍らせて、一本は冷えたまま持って来た。勿論、名水、妙見水も三本持って来て、二本は凍らせて、一本は冷えたまま持って来た。気温はぐんぐん上昇していく。喉を潤し過ぎて、やかんの麦茶、直ぐ無くなってしまった。

 

 今日はXperia5マークⅢは持って来なかった。Xperia5マークⅣとマークⅤの二機で撮ろうと考えた。7月27日、Xperia5マークⅢでcompass&殿川遥加ちゃんを撮って音声がおかしかったことから、俺にはトラウマになっている。出来ることならXperia5マークⅢには頼りたくない。

 

 ふと、左側を見たら、博多ORIHIME観覧目的と思われる年配の男性客が1人。俺ら夫婦の隣の列の左端に座っている。

 嫁、「あの日と知っとるよ。別府のとき一人雨に打たれていた人よ」

「そうやろ。俺もそうやないかって思ったんじゃ」

 

 7月27日土曜日、俺ら夫婦、別府海門寺公園て行われたアイドル祭に行ったが、お目当のQunQun☆RiniUの出番の前、激しい夕立が1時間半もの間、振り続けた。そのとき、テントの中に避難せず、まるで修行僧の如く、滝にでも打たれてるかのように超然としてその場を動かなかった人がいた。それがこの人だと思う。

 もう一人、テントに逃げなかった者が居たが、上からビニールシートを被って、雨を凌いでいた。

 

 う〜ん、何とか話しかけたいが…。ちょっと離れ過ぎている。 トイレに行って戻って来たら、その人、通路を挟んだ直ぐ隣に移動している。これは話し掛け易くなった。 

「すいません。もしかして7月の末の別府にいらしてましたよね」と俺。 

その人、「はい行ってました。もしかしてステージのど真ん前に座ってらした方ですか?」 

「はい」と俺。

「一人、激しい雨に打たれてましたよね。何かめっちゃ気持ち良く見えて私も仲間に加わりたかったです」と、俺は笑う。

 その人、頭を掻いて、「いや~お恥ずかしい。でも、めっちゃ暑い真夏の雨、気持ち良かったです」

「でもよく僕のこと覚えてらっしゃいましたね?」とその人

「はい。嫁が覚えてまして、あの人じゃないと」

「カメラ大丈夫でしたか?」

「いや、ダメになってしまいました」

「もう一人右横にテントに避難しなかった人いましたよね?脚立何台も立てて、スマホでも撮ってましたよね。あんだけ撮って後で編集するんでしょうか?」

「僕も何回か一緒になったりしましたがよくは知らないんです」