自宅について書くのは久方ぶりだな。築54年、新築で建ったのは、昭和45年、1970年だ。

 えっと、待てよ、10トントラックの下敷きになって壊疽で左足が腐って切断する大事故に遭ったのが、昭和45年3月20日で、俺はまだ小学校五年生だった。

 ただの偶然か?巡り合わせの神、片輪になった俺に同情でもしてくれて、同年に建ったこの家を充てがってくれた?

 

 まぁ冗談はさておき、今日、家のボロボロの部分をXperia5マークⅤで撮った。記念?にユーチューブにアップでもしておこうかなと。

 俺、後十数年で鬼籍に足を踏み入れるだろうが、そのときこの家は築65年以上だが、自然倒壊しない限りはまだこの世に存在しているのではないか。 

 住めなくなる状況とは、経年劣化による家の傾きとか?おっと、6月、この家に初めて白蟻が大量発生した。慌てて、殺虫剤で殺してしまったが、間違いなく、柱数本食われてしまっているのではないか?ということは自然倒壊も時間の問題?

 

 この家を買ったのは築28年のとき、初めは賃貸契約だったが、大家に、不動産屋を通して買ってくれと泣き付かれて600万円で購入した。住宅ローンは10年で、10年前に完済してしまったから住居費は今、一銭も掛かっていない。

 このこと、リタイヤ生活にはめっちゃ重要だ。俺ら夫婦が、昼飯の外食、二週間に一回の温泉行き、一ヶ月に一回のバスハイク、パソコン三昧、月に一回の門司港レトロポップスライブ、一週間に一回の北九州のご当地アイドル、愛ドリの追っ掛けと、リタイヤ生活を満喫・謳歌出来ているのは、持ち家だからだ。賃貸だったら逆立ちしてもこんな真似は出来ない。

 

 ここまでボロボロだったら、固定資産税は年間12000円だ。俺の家の周囲には豪奢な自宅を誇っている高齢者が多数居るが、俺はアホな固定資産税は絶対に払いたくない。

 五年前、この家を突然の雨漏りご襲った。建ててから一度も屋根の葺き替えなどしてないだろうこの家、真剣に検討したが、止めた。というのが、二階の雨漏りが酷い部分に、北九州市の指定袋を下げて雨水を受け止めていたが、いつの間にか、雨漏り、止まった。それに、600万円で買った家に、約200万円の屋根の葺き替え、アホらしく思えてきた。

 俺が今一番心配なのが、朽ちた軒天のため、今にも落ちそうなセメント瓦だ。毎日、今日は落ちなかったな、ほっ!状態だ。もし、落ちたらこの部分だけの補修、出来ないことはないだろう。

 もう一つ、落ちそうな瓦以上に心配なのが、ここ北九州は、中九州と違って地震は無いが、台風の通り道に位置するということだ。

 

 この言えに越して来て、五年ほどは賃貸だったが、そのとき、大きな台風に襲われて、瓦が飛んで、玄関など、水浸しになった。このときは、大家が保険て修理したが、買ってからも一度、大きな台風に襲われて、再び瓦が飛んだ。もう持ち家だから自力で何とかせねばならず、取引先の工務店に頼んで五万で補修して貰った。

 

 ボロボロの築54年の自宅だが、あるとないとは大違いだ。ジジイになっての賃貸なんて、現役時代に、よほど体たらくしていた証拠に他ならない。

 今まで掛けた修理費は、屋根に五万、大和に騙されて払った雨漏りなどの修理代約20万、水道管やりかえに約25万と、大きいのはだいたいこれくらいか?

 

 空き家は傷み方があっと言う間だ。どうしてって、日々その傷み方を見て手を加える住人が居ないから。リノベーション、考えてみたが、一度、家を引っ越さねばならない。そんな無駄遣いはごめんだ。屋根の葺き替えもだましだまし、補修で凌ぎながら住み続けたい俺だ。

 

 最後に、Xperia5マークⅤで、編集してユーチューブにアップしたが、何と、このビデオクリエーション、4K30fpsで撮った動画を60fpsでエクスポート出来てしまった。

 このXperia5月マークⅤ、フォトの動画で4K60fpsで撮れるが、顔・瞳AFが効かない。なら、顔・瞳AFが効く4K30fpsで撮って60fpsでエクスポートすればいいんではないか。