エクスペリア5マークⅣ、ビデオプロ4K60fpsで撮ってます。24分03秒、爆熱でカメラ落ちてしまいました。


 大連航路の入口に張ってあった門司港レトロポップスライブの案内のポスターをスマホで撮った。トップバッターはMAMAでシックスティーズが四番手、トレジャーボックスが5番手になっている。

 ん、ということは何があろうと16時までは帰れないということだな、と俺はニヤリとした。 


 持ち込んだ撮影用のスマホはXperia5マークⅡ、マークⅢ、マークⅣの三機。まぁマークⅡを使うことは今日はまずない。このスマホはシムを入れているから、普段使いだ。

 俺が今日試したかったことは、エクスペリア5マークⅣ、エアコンが効いている室内だったら1時間撮れるのかということだ。

 愛ドリのライブが、7月23日コロナワールド、7月7日が関門海峡ミュージアムと控えている。この二つとも、TEAM LOVEとTEAM DREAMのニチームが同時に参加する。こんな機会は滅多にない。この前6月1日と2日に井筒屋で開催されたきたきゅうフェスタは、1日がTEAM  DREAM、2日がTEAM LOVEだったから。


 大連航路上屋に入ったのはいつもの通り、施設が開場して直ぐの9時15分。準備中に会場から出て来たオリビアちゃんと常葉を交わすことが出来た。

 嫁、「いつも髪素敵ですね」
 オリビアちゃん、「これ付け毛なんです。ポンと付けるだけでいいんですから」
 嫁、「髪が短かったら何でもできますよね」
 横から俺が嫁にちゃちゃを入れてやった、「こいつ髪薄くなってきてますからね」
 オリビアちゃん、直ぐにフォーローしてくれる。優しい。
「その髪の色素敵ですよ」


 入口ドアには黒幕が張られていた。今年になって初めて会場にエアコンが入るとのこと。今週は北部九州も梅雨入りするらしい。朝は曇っていて、この大連航路上屋の広いテラスから、開け放たれた窓を通して、関門海峡を渡ってきた涼風がが吹き込んで来て、7月・8月のように暑さが辛いということはない。そこはまだ6月だろう。


 俺より年配らしい男性客がやって来て、「窓際に沿って並んでるんですか?」と、俺に訊いてきた。

 なら、俺も何か返さないといけないかなと気を使って、「このライブに初めて来た人はドア前に並んで開場を待ってるにも関わらず無視して入っていきますよね」には、無反応。
 この人、腰を落として、スマホで動画に見入ってある。音声はオールディーズ。何を視聴しているのかなと、上から覗いてみたら、オリビアちゃんが映っていた。 その次にやってきた女性客、その年配男性客の知り合いのようで、「ほんとトレジャーボックスが好きですよね」


 トレジャーボックスとシックスティーズは映像が綺麗なエクスペリア5マークⅣで撮りたかったのだが、この爆熱スマホ、一度カメラが落ちたら暫く使い物にならない。トレジャーボックスを優先させるなら15時まで温存かなと思っていたが、嬉しい誤算が。何と、トレジャーボックスが1番バッターとのこと。なら、トレジャーボックスを撮ったあと、シックスティーズまで結構時間があるから大丈夫かな。

 嫁、「アキさんたちまだ来てないみたいやね」

 俺は満を持して、エクスペリア5マークⅣの、ビデオプロアプリを開いた。これで4K60fpsの映像が撮れる。30fpsと60fps、見た目、明確に違いが分かることはないんだが、被写体が激しく動く場合には分かる。動きがスムーズだ。カクつかない。

 俺のパソコンはスペックがi3だから、2K60fpsまでしか再生出来ないが、60fpsなら綺麗に見れる。

 空調が効いた室内だったら、45分はもつだろうとは、正に甘い考えだった。爆熱スマホに外気温度は関係ない。発熱させるのは、あくまでも、SoCの8gen1だから。

 撮り始めて10分で、発熱のため機能制限の警告が出て、敢え無く、25分3秒でカメラが落ちて予定終了。

 俺は大きなショックを受けた。まさか、エアコンの効いた室内で30分も撮れないとは。もう救いようがない。これは、善後策を講じる必要、大だ。でないと、9月のまりのちゃんの一時帰国ライブ、大谷さんの許可も取ってくれて、俺の動画撮影、ユーチューブ投稿に、大きな期待を掛けてくれているのに、それを裏切ることになってしまう。まりのちゃんの知名度を上げるためにはどうしても、最高の解像度、4K60fpsでなければならない。


 おっと、気落ちしている場合ではない。今はトレジャーボックスに注力。エクスペリア5マークⅢを取り出して、フォトプロの動画アプリを立ち上げた。4K30fpsたが、撮らないよりはマシだ。