中華タブレット、アマゾンて買うとき、例外なく、関連購買に専用ケースと保護ガラスフィルムが出てくる。中には初めからこの二点が付属しているモデルもある。この記事、このガラスフィルムについて、俺の独善的感覚で、しょうもないことを書いてみるが、別に共感して貰う必要はない。ただの参考として読んでもらえれば。その前に若干前置きを。

 

 俺と息子、3月の末に、XiaomiのRedmi Pad SEを購入した。本体が21800円、ガラスフィルムと専用ケースを関連購買して、24248円だった。もはや、日本のメーカーに食指が伸びる製品を期待するなど無意味と言うか、無理だ。作れない。唯一、NECのラヴィだけが奮闘しているが、その値段とスペックを見たら、到底買う気にはなれない。

 もう直ぐ1か月になろうとしているが、不具合など全くない。この値段で、このスペック。ディスプレイは11インチ、解像度は1920×1200のフルHD、バッテリーが8000mAh、プロセッサはクワルコムのスマドラ680、RAMが4ギガ、ストレージが128ギガ、輝度が400nit、リフレッシュレートが90Hzだ。サクサク動いて不満など全くない。Google Widevine L1に対応していいるから、俺が契約しているネットフリックスも高画質で見ることが出来る。

 これで21800円などとは到底信じられない。買うまでには、数日、アマゾンであわゆるタブレットを物色して、特に、ほとんどのクチコミに目を通して、このXiaomi Redmi Pad SEに決めた。俺の見立てに間違いはなかった。

 俺の趣味は物書きだが、文字の打ち込み、非常にやり易い。今持っているiPadよりも。打ち方は、両手での親指打ちだ。この打ち方、高さを考えないと腕が疲れる。11インチで重たいので、持っては無理だ。ダイソーでハンドルテーブルを買って来て、それにタブレットを載せて打ち込んでいる。 

 

 俺と息子で買ったと上に書いてしまった。だが、金を出したのは息子で、俺がアマゾンに注文してやった。息子のタブレットなのだが、ほとんど俺が使っている。息子が新しいタブレットを買うにあたり、持っていた十年ものiPadを貰った。バッテリーを交換すればまだ十分もつだろうと踏んでいた。そこは腐っても鯛のiPadだから。

 バッテリーの交換代、息子の持ち物だったので、14000円負担してくれた。そこは年金生活者の俺と違って、有職者は太っ腹だ。っていうより、成人した息子が今の安定した仕事に就くまで俺は相当な気苦労もし、また100万近くの金も出した。息子もそこのところ、弁えているのだろう。

 

 ここで一つ計算違いが。バッテリーさえ交換したら、新品のときのパフォーマンスを取り戻してくれる信じていたのだが、大きな間違いだった。内部の経年劣化か、2時間も使ったら、バッテリー内の電気、無くなってしまう。

 俺ら夫婦、朝7時にローソンでコーヒータイム。そこで、ユーチューブを見たりアメブロに打ち込んだりして1時間ほど使ったら、もう60%台まで落ちる。買い物とかでうろちょろする間に車のバッテリーから充電しておく。昼過ぎから車の中で過ごす間に再びタブレットを使うが、バッテリー、限りなく0%に近づく。これではフラストレーション、溜まり捲りだ。

 

 息子が仕事に行って居ない日中、Redmi Pad SEを使わせて貰っていたが、「ずっと使っとっていいよ」と、何とも太っ腹な奴だ。

 その後、「それ父ちゃんにやるけん俺がもう一つ買おうかな」とか言い出した息子に、「そげな勿体ないことすんなや。俺にはタブレット買う金くらい余裕であるんじゃ。ただ、まだまともなタブレットが見つからんだけじゃ。本当はXiaomiが新しく出したRedmi proが欲しいんやがな」

 

 連日、アマゾンのサイトで良さそうな買いたくなるようなタブレットを物色するのだが、今一つ、よし買おうと踏ん切れるような品物がない。一応、目を付けたのが二つはあったのだが、DOOZEEのT2OUltraの33900円とBlackviewのTab18の38900円だ。値段は3万円台でスペックも高いのだが、今一つ、輝度とリフレッシュレートと口コミの信頼性が低い。 

 Xiaomiとは比べ物にならない。いっそのこと、最初の思惑通り、もう一つ、同じこのredmi pat SEを買ってしまおうかなとも考えたりしたが、時期尚早だ。

 

 俺と息子、例に漏れず、専用ケースと保護ガラスフィルム、購入した。息子から貰ったiPad、フィルムが貼られてあったが、汚く気泡が入っている。例え板状のガラスフィルムといっても、下手な貼り方したら胸糞悪いので、俺が貼ってやった。さすがに気泡は入らないのだが、埃だ。まさか、こんな落とし穴があるとは思いもよらなかった。何回も外したり付けたりしながら、何とか我慢出来るレベルまで持ってこれたと思っていたのだが。

 文章を書くときは、画面が白いからそう目立たない。ユーチューブやネットフリックスを見ているとき、画面が黒くなると、にょろ状の数ミリの小さな埃なのだが、めっちゃ目立って気になってしょうがない。ずっと堪えていた。俺はどうもこういうところ、細か過ぎる。自分でも分かっている。

 

 今日の朝は、銀行で生活費を下ろす必要があったので、労災病院前のローソンでコーヒータイム。ユーチューブを見ていて、どうにも我慢出来なくなって、シート下からガムテープを取り出すと、ガラスフィルムを浮かせて埃をくっつけて除こうとしたのだが、増々酷くなる。車の中って結構埃が多い。片方を押さえて、もう片方を浮かせ、何度かやり変えていたら、パリッと音がして見事に真っ二つ。ローソンのゴミ箱に捨てた。

 

 まぁこれで気になった埃は容赦なく拭けるようにはなった。よくよく考察してみると、タブレットにフィルムなんて必要あるのだろうか?俺が初めてタブレットを手に入れたのは10年前だった。赤いケースだけ付けた。五千円くらいしたと思う。フィルムが用意されていたかどうかは記憶にないが、付ける必要は全く感じなかった。

 タブレットは基本、使うのは、家か車の中か、サンリブのフードコートか、チャチャタウンのフードコート。スマホのようには持ち回らないから落とす可能性は0。実際、スマホは何度か落としたが、タブレットを落としたことなんてない。

 フィルムを貼らなかったためにタブレットのディスプレイにキズが入るなんてこと、あり得るだろうか?指でしか触れないからまず無いだろう。一番大事なのは、その値段だ。俺が所有しているソニーのXperiaのスマホは10万円近いし、もうバッテリーがダメになって用をなさず、棚の上に放っているXperiaZ2タブレットでも当時5万円くらいした。でも、このXiaomi redmi pat SEはたったの21800円だ。壊れたり、キズが酷くて我慢出来なくなったら、買い換えればいい。気は楽だ。