▽朝倉未来はトレーニングをしないのか?
YouTube活動はするわ、たくさん寝るわでもしかしたら
朝倉未来はあまり練習していないのではないかと、思っ
た人がいるかもしれません。
おまけに僕は練習をしていることのアピールをしません
から、余計に練習をしていないイメージを持っている人
も少なくないでしょう。
でもね、「オレ、練習してるぜ!」という内容の動画を
出しても仕方ないし、格好悪いと思うんですよね。だっ
て評価が決まるのは試合本番だからです。
世界最強のボクサーであるメイウェザーは遊んだりビジ
ネスをしたりの映像ばかりで、練習の動画を出すことは
しませんが、だからといってメイウェザーは練習をして
いないと思いますか?そんなはずないですよね。
そういうわけで、僕も練習をひけらかしたりはしないん
です。
練習で重要なのは量でなく質であり、そして継続です。
一日根を詰めた練習をしても効果はあまりない。質の高
い練習を長期にわたってできるということが大切です。
▽練習は量より質
1日24時間あるからといって、だらだらと何時間もや
っていたら効果が低くなります。僕は1,2時間に区切
ってその時間内で集中するようにしています。
しかし、僕の2時間はだらだらと行われる4時間の練習
をはるかに凌駕するクオリティだと確信しています。
ではどうやってクオリティを担保しているのか?
▽朝倉未来はウエイトをしない、ランニングもしない
これはシンプルで、無駄なことをしない、ということに
尽きます。
具体的には、僕はウエイトトレーニングを一切しません。
東京に来てからは本当に一度たりともしていないと思い
ますね。ランニングもメジャーなトレーニングですが、
これまた僕は全くしません。
なぜしないかというと、総合格闘技の試合で勝利するこ
とに直接結びつかないからです。
120キロのベンチプレスをあげられるとして、試合の
どこで役立ちますか?ランニングが速かったとして、リ
ング上では徒競走をするわけではないですよね?
もちろん間接的には身体機能を向上させる面もあるでし
ょうが、総合格闘技の強さを鍛えるという点から考える
と、あまりにも回り道すぎます。
ベンチプレスやランニングの危険なところは、とりあえ
ず体に負荷はかかるから練習を「やった気になる」とい
うところです。ところが、その気分で試合に臨んでも勝
ちには繋がらないわけです。
▽スパーリングをやる
そういうことで、僕は練習では総合格闘技のスパーリン
グばかりをしています。それから、週に何回かレスリン
グの練習をし、それよりも少なめですが週に一回くらい
のスパンで柔術の練習をしています。
休息も大事なので、土日はトレーニングをあまりしない
ようにしています。
実戦的なトレーニングにもメリハリをつける必要があり
ます。例えば僕は、単体の打撃のトレーニングはほとん
どしないですね。というのもミット打ちのような基礎的
な訓練はこの年までさんざんやってきたからです。
今の僕に必要なのはレスリングなどの別なテクニックで
あって、そっちを学ばないと成長が鈍化してしまいます。
▽総合格闘技は技を覚え、忘れ、勘で身につける
パンチ、キック、組み技、寝技を含む総合格闘技は、他
の格闘技と比較して非常にやることが多いです。そのた
めせっかく新しい技を覚えても、他の技を忘れていった
りしてして、実戦で使えなかったりするんですよ。その
勘を鈍らせないためにもスパーリングをやっていたいと
考えています。
トレーニングメニューは常に見直しながら、今の自分に
必要なものを選択してやっていくことが必要です。
▽懐かしき昭和プロレスの練習方法
いまや、大男のサーカスと化してしまったかのようなプ
ロレス。ベンチプレスを150キロあげて、「150キ
ロいきました!」と山本小鉄に報告すると、「そんなの
当たり前だろ」返される始末。
「スクワットいこう、3000回いこう!」と床に汗の
プールができるまでのスクワット。
スパーリングといっても、単なる後輩イジメ。延々と技
をかけ続けられる、逃げ方も返し方も教えてくれない。
これでは、総合格闘技で金星を上げれないわけだ。
朝倉は、実戦を見越してトレーニングをする。
当たり前のようで、誰もしていなかったトレーニング方
法。
RIZINで全勝するわけだ。
「強者の流儀」ここに極まれり。