ぐーすけとりきのブログ -26ページ目

ぐーすけとりきのブログ

ブログの説明を入力します。

敵が振り下ろす刀を、両の素手でパッと挟み込むのが「
真剣白刃取り」だ。

柳生新陰流では秘伝と伝わり、柳生宗厳(むねよし)が
徳川家康の前で披露した技が、真剣白刃取りだったと伝
わる。

だが、柳生新陰流が真剣白刃取りを披露したというのは
作り話であり、真剣白刃取りという技はない。

新陰流にあるのは「無刀取り」という技で、文字通り、
刀を持たないで敵と対する方法である。

宗厳が、流祖である上泉伊勢守秀綱(ひでつな)から助
言を得て手に入れた技だが、宗厳自身はその詳細を遺す
ことはなかった。

それが明らかになったのは、宗厳の子である柳生宗矩(
むねのり)が著した『兵法家伝書』によってである。

この説によると、無刀取りとは
①刀を持っていないときに切られないように、さまざま
 な道具を使う技
②敵との間合いがどれだけあるか、つまり「間積もり」
 が大切
③相手の刀があたらない距離では取れない。すなわち、
 斬られて取る心がないといけない
などと説明されている。

つまり、「刀を持たないときにどうするか」というのが
無刀取りの原点で、素手で刀をつかむことが主眼となっ
ているものではないのだ。

真剣白刃取りは、この無刀取りをもとにして装飾された
想像上の技といえよう。