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皇族や首相が海外へ出るとき、「日本国」と機体に書か
れた飛行機に乗る。

これは政府専用機だが、実は北海道の航空自衛隊千歳基
地に所属する、自衛隊機である。

だから、客室乗務員やパイロットも、航空自衛官だ。

これと同様に、華麗なアクロバット飛行(「展示飛行」
)で有名な「ブルーインパルス」は、宮城県松島基地の
第4航空団に所属する「第11飛行隊」の別称。

カーレースなどの催し物に登場する時は、わざわざ宮城
県から飛んでくることになるのだ。

さて、もともと日本には政府専用機はなく、民間機をチ
ャーターしていたが、平成3年、アメリカの対日貿易赤
字を少しでも解消させるため、2機を360億円で購入。

その2機は交代で使用するのではなく、メインの機体が
故障した時に備えて、もう1機も一緒に飛んでいる。

テレビや新聞では、皇族や首相が乗り降りするところば
かり映し出されるが、衆参両議院議長や最高裁長官、閣
僚も使用することができる。

機内には会議室があり、盗聴防止機能がついた通話装置
やインターネット環境も整備されている。また、機内に
は席が150しかない(一般の旅客機は500前後)。

政府専用機は、外交のために行き来する際に使われるだ
けでなく、外国に住む邦人輸送や、国際緊急援助活動な
どにも役立っている。

ちなみに、アメリカの政府専用機「エアフォース・ワン
」は有名だが、アメリカには要人専用の飛行機が30機
以上もある。