▶トートバッグは、もともと氷を運ぶために作られた。 | ぐーすけとりきのブログ

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丈夫なキャンバス地でつくられ、上部のみがバッグの開
口部となっている「トートバッグ」。

現在では、ナイロンなどの軽くて携帯に便利な素材で作
られたものもあり、スーパーでの買い物に役立つエコバ
ッグとしても使われることがある。

ビジネスシーンでも用いられることがあるこのトートバ
ッグだが、実は氷を運搬するためのバッグとして製造さ
れたものだ。

その起源は1944年のこと。

アメリカのアウトドアのブランドであるL・L・Beanが、
氷のブロックを運ぶためのバッグとして、開口部が大き
いキャンバス地のものを考案したのだ。そのため、この
バッグは当初「Bean's Ice Carrier」(直訳すると「
氷を運ぶバッグ」)としてカタログで紹介されていたそ
うだ。

この時代、今のような電気冷蔵庫はまだなかった。その
ため、当時は電気冷蔵庫の代わりに、木製の箱の上段に
氷を入れて物を冷やしていたのだが、L・L・Beanの故
郷であるメイン州では、冬季に湖が凍るため、そこから
切り出した氷を貯氷庫で保存し、夏季に小さく切り出し
て売られていた。

その、販売用の氷を家まで運ぶためのものとしてキャン
バス地でバッグがつくられていたが、それが「Bean's 
Ice Carrier」となったのであった。

24オンスという厚手の頑丈な素材は、たとえ氷が溶け
たとしても簡単に水が外へ滲み出るものではなかったた
め、評判を呼び、暖炉用の薪(たきぎ)や、野菜など、
氷のブロック以外も運ぶようになったため、1965年
には「Bean's Boat & Bag」の名前で再登場。現在で
も根強い人気を誇っている。

「ボート・アンド・トート」のボートは「乗り物のボー
ト」、トートは「~を(担いで)運ぶ」という意味。ボ
ートに乗るときに、必要な荷物を詰め込んで何処へでも
持ち運ぶことができる、という意味合いが含まれている。

なお、同社から販売されているトートバッグの素材には
当時のままの24オンスの厚手のキャンバスが使用され
ている。

ちなみに、リーバイスのジーンズの起源は、ホロやテン
ト用のキャンバス地でつくられたズボンにあり、それに
害虫に強いとされるインディゴを染料として使ったこと
によるという。