野口雨情(うじょう)が作詞した童謡
『赤い靴』にはモデルが存在した。
『赤い靴』にはモデルが存在した。
明治時代、北海道に
開拓民として入植した
鈴木夫妻の子で
「きみ」という女の子である。
夫妻はきみが3歳の時、
アメリカ人宣教師のもとへ
養女に出したのだが、
その後、宣教師が帰国した
という噂を耳にする。
そのため、
「異人さんに連れられていっちゃった」
という歌詞が生まれたわけだが
事実は異なっている。
実は、きみはその後
重い結核を患い、
東京の教会の孤児院に
引き取られると
わずか9歳で亡くなっていた。
彼女は今も
東京の青山墓地に眠っており
アメリカには渡っていないのである。