大相撲の力士は、生で見ると本当に巨大だ。
そんな体の大きい力士の中でも、最も背が高かったのが、江戸時
代の力士、その名も生月鯨太左衛門(いけづきげいたざえもん)
だ。
現在の長崎県平戸市出身。
子供のころから巨漢として江戸にも知られる存在で、初土俵は1
8歳のときだった。
何しろ身長227センチ、体重169キロだから、現代でも十分
に巨人。
平均身長が低かった江戸時代の人たちは目を見張ったことだろう。
身長は大きかったものの、幕内在位期間はわずかに12場所だけ。
興行の見世物としての「看板力士」の役割が強く、通常は土俵入
りを披露するのみで、実際に土俵に上がったのはひと場所だけだ
ったそうな。
残念なことにわずか24歳にして病死してしまった。
その通算成績は、3勝2敗115休と伝わっている。