ヒゲや胸毛が濃い男はハゲやすい、という俗信には立派な根拠が
ある。
ある。
日本では30代の1割、60代の5割が見舞われる男性型脱毛症
は、男性ホルモンの過剰な働きが原因になっている。
つまり、胸毛ムシャムシャのショーン・コネリー・タイプは、結
果敵にハゲやすいのだ。(彼も実はカツラ派)
このたび日本で服用が承認された「フィナステリド」は、脱毛の
一因とされる男性ホルモンの働きを抑えることによって、脱毛の
進行を抑える医療用飲み薬だ。
脱毛治療の飲み薬が承認されるのは、日本でははじめてのことで
ある。
「フィナステリド」の服用は、病院で処方を受ける必要があるの
で、診療代や検査代がかかる。薬代は、メーカー参考価格で1錠
250円。
半年以上は服用を続けないと効果のほどを見極めることはできな
いので、時間もお金もかかる。
しかも、この薬の本質は根本治療ではなく、進行を食い止めるこ
とにある。したがって、服用をやめれば元の木阿弥。
とまあ、甘くない話が並んでいるだけに、かえって信用が置ける
ともいえそうだが……。