有名店のカップ麺にしても、有名店の冷凍食品にしても、店主が
工場にやってきて作り方を指導するわけではない。
メーカーの技術者が、その方面のノウハウと研究を駆使して、“
似たような味”を生み出すわけだが、そこで気になるのは有名店
の看板だ。
カップ麺や冷凍食品には、もちろん味の限界がある。しかし、「
あそこの店も、こんな程度の味か」と思われたら、有名店の名折
れになるだろう。
店主のほうも一線を守っていて、店の名折れにならないような味
がつくれない限りは、OKを出さないという。
某メーカーが開発した“有名店の冷凍シューマイ”などは、レン
ジでチンをした段階で、ビニールのパッケージが蒸し器の役割を
果たす仕掛けになっている。
そんなふうに、食品メーカーの技術が、本物に近い味と食感を追
求出来るところまできているようだ。
ちなみに「有名店の○○」には、それ相当のロイヤリティが派生
する。当然だが、味にも“著作権”があるのだ。