まず、「のどちんこ」と「のどぼとけ」の違いについて
見てみよう。
のどちんこ【喉ちんこ】・・・口蓋垂(こうがいすい)の俗称。
口を大きく開けなければ見えない。
のどぼとけ【喉仏】・・・のどの中間の、甲状軟骨が突出して高くな
っている部分。成年男子に顕著で、西洋で
は俗にアダムのりんごという。のどぼね。
喉頭結節(こうとうけっせつ)。外から見え
る三角をした突起。
のどに、ぶらりとぶらさがるのどちんこ。
「ちんこ」というが、女性にもあるものだ。
あるはいいが、毒にも薬にもならないもの、と考えている人も
多いのではないだろうか。
こののどちんこには、「口蓋垂」という立派な名前がついて
いる。
目に見えての動きがないだけに、なんの役割を担っているのか
が気になるところだ。
人間の場合、鼻と口はつながっている。
ということは、本来は口から食べたものは鼻から出たり、
鼻から吸ったものが口から出せたりするはずだ。
しかし、よほどのことがない限り普段、そんなことは
起こりえない。
なぜか。
それは、のどちんこがバリケードになっているからである。
食べ物を飲み込む際にのどちんこが持ち上がり、口と鼻の
間を防ぐという役割を担っているのだ。
なんだかマヌケな響きの器官であるが、実は必要不可欠な
ものだったのである。