・「元気出していきましょう」エーザイの成り立ち | ぐーすけとりきのブログ

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もともとの社名を「日本衛材」というが、「衛」
の字が画数が多すぎて手間取る、また、電話帳
でこの会社を探すとき、「日本」とつく会社が
余りにも多く、「なかなか見つけられない」とい
う顧客からの指摘も少なくなかった。


加えて、「衛材」の字が包帯の材料業のような
印象を与え、間違われるということもあった。


そこですべてを一気に解決するために考え出され
たのが、カタカナ社名の「エーザイ」だった。


昭和30年のことである。


「衛材」というのは、「衛生材料」という言葉か
ら2文字を採った名称である。


同社の前身である「桜ヶ丘研究所」の第1号製品
が婦人衛生用品(材料)だったことにちなんでの
命名だった。


が、この研究所は日本初の天然ビタミンEの研究
で知られており、その成果が不妊症や冷え性の薬
として結実していく。


そうした薬を製造販売する会社として始まった同社
は、製薬業界でも地味で堅実な社風の会社として
知られ、日本衛材の社名も広く浸透していた。


社内にはカタカナ社名に抵抗を感じる社員もいた
というが、同社は昭和25年に心臓・喘息の薬を
開発し、衛生材料メーカーから統合医薬品メーカ
ーへと変貌を遂げようとしている時期でもあった。


決断したのは、独自の人生哲学を持っていた創業者
の内藤豊次である。


内藤は、人には4つの人生があると考え、それを
実践してきた。


結婚して実社会に出るまでが第一の人生、定年まで
が第二の人生、経験を活かして事業を興す第三の人
生、事業が軌道に乗ってからの社会奉仕が第四の人
生というわけである。


社名変更の問題が持ち上がった時期は、内藤にとって
第三から第四の人生の移行期で、その区切りをつけ
るために改称に踏み切ったのだった。


ちなみに、広告、CMなどでお馴染みの「hhc
(human health care)」のロゴは、ナイチン
ゲールの直筆である。