「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」…日本酒のラベル
にはこうした文字が記されている。
どれも「ありがたそう」だが、実は国が決めた表記で
ある。
国税庁のルールによれば、日本酒はまず「特定名称の
清酒」と「普通酒」に分けられる。
「特定名称の清酒」は、米、米麹、醸造用アルコール
のみからつくられる。
「普通酒」はそれ以外のお酒で、味を整えるために
酸味料や化学調味料などが加えられる。
「特定名称の清酒」は製法によって、吟醸酒、純米酒
本醸造酒に分類される。
吟醸酒は精米歩合(米の磨き具合)と原料によって、
さらに4種類に分かれる。
大吟醸酒は米を半分以下に磨きあげ、長時間低温発酵
で醸造した淡い上品な味わいのお酒。
アルコールを加えるのはフルーティ香りを添えるためだ。
純米酒は醸造用アルコールを加えず、米と麹だけでつ
くられるため、米や水の質が問われ、銘柄ごとにかな
り特徴が出る。
味わいは濃厚だ。
本醸造酒はクセがなく、飽きがこないスッキリした飲み
口が特徴だ。
<特定名称の清酒>(麹米使用割合15%以上)
■吟醸酒
▼原料 ▼精米歩合
●大吟醸酒………… 米、米麹、醸造 50%以下
アルコール
●純米大吟醸酒…… 米、米麹 50%以下
●吟醸酒……………米、米麹、醸造 60%以下
アルコール
●純米吟醸酒………米、米麹 60%以下
■純米酒
●特別純米酒………米、米麹 60%以下
●純米酒……………米、米麹 要件なし
■本醸造酒
●特別本醸造酒……米、米麹、 60%以下
醸造アルコール
●本醸造酒…………米、米麹 70%以下
醸造アルコール
<普通酒>
■多くの日本酒がこれに相当。
醸造アルコール、化学調味料、酸味料などが
加えられている。