家庭でも、中華料理をつくるとき、けっこう重宝する
のがウズラの卵。
スーパーに言っても、パック入りのウズラ卵は簡単に
手に入る。
しかし、不思議なことに「ウズラ肉」というと、
スーパーや食肉店でも滅多にお目にかかれない。
いったい、親ウズラたちはどこに行ってしまうのか。
まず、卵の産みの親であるメスのウズラは、
産卵期間を終えたあとは例外なく処分される。
ウズラの産卵期間は生後40日から約1年。
つまり、どのウズラも1年前後で短い生涯を
閉じるのが現実だ。
オスにいたってはさらに悲惨で、生後まもなくの
鑑別で卵が産めないオスとわかるや、その場で
処分してあの世行きとなるのだという。
メスは処分されたあと、よくて焼き鳥屋で姿焼きに、
それ以外は食肉加工場でミンチになる運命だ。
それも一部の利用に過ぎず、大半は破棄されてしまう。
一方オスの亡骸は動物園に送られ、
哀れ猛獣のエサにされるとか。
ミニサイズの卵のカゲのちょっと可哀想な話。