◆3 昔の人はなぜお歯黒をした? | ぐーすけとりきのブログ

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お歯黒は「源氏物語」や「紫式部日記」などに
すでにそれに関する記述があり、少なくとも平安時代
には歯を染める習慣があったことがわかる。


昔は女性に限らず、公家や身分の高い男性の間では
お歯黒をするのが珍しくなかった。


戦国大名・今川義元なども公卿の身分を
得ていたのでお歯黒をしていたし、
戦争で敵方の武士の首を取ると、身分の高い
武士に見せるためお歯黒で染めてから
大将のところへ持っていったという話も
たくさん残っている。


ではなぜ歯を黒く染めていたのかというと、
黒い色は他の色に決して染まらないところから、
女性のお歯黒は男性への忠節を示すため、
武士や貴族のお歯黒は主家や天皇への
忠臣を示すためだといわれている。


お歯黒の原料は平安中期までは草木や
果実を染料としていたが、鎌倉時代には
鉄とタンニンを用いるようになった。


鉄屑を焼いて濃い茶の中に入れ、酒、飴、麹
などを加えて発酵させて作る。
主成分は酢酸第一鉄で、これがタンニン酸と
結合し、空気に触れて酸化すると真っ黒になるのだ。


これを歯に塗ると酸化鉄が歯の表面を覆い
結果的には虫歯の予防にもなった。