◆8 日本の掃海技術は世界でもトップクラス | ぐーすけとりきのブログ

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 海軍や海上自衛隊の重要な任務の一つに「掃海」(そうかい)が
ある。掃海とは、機雷を発見・処分することで、日本の海上自衛隊
には、第二次大戦から続く機雷処理の歴史と経験がある。そのため
現在の掃海部隊の能力は、世界でもトップクラスといわれている。


 もともと、機雷は、敵の侵入を防ぎ、また敵に使わせないために
湾岸や水路などの水中に敷設する爆雷である。


 太平洋戦争では、米軍の戦略爆撃機B-29によって日本周辺の湾岸
などに多数の機雷が投下された。そのため、終戦直後の1945年
9月、日本政府は掃海部を設置、機雷除去に着手したが、瀬戸内海
が完全に安全になったのは18年後のことだった。


 この掃海業務は、その後、運輸省、海上保安庁へと引き継がれ、
1950年からの朝鮮戦争では、国連軍の指揮によって、海上保安
庁の特別掃海隊が朝鮮半島付近の掃海を実施した。その中心となっ
たのは旧海軍の軍人たちであり、太平洋戦争以来の掃海技術が受け
継がれていたのである。


 現在の掃海部隊の編成は、掃海隊群司令部の下に4つの掃海隊
がある。配備されているのは、400トン級の小型掃海艇と100
0トン級の大型掃海艦で、どちらの船体も鉄に反応する磁気反応型
機雷を避けるため、木造になっている。


 現在の主力は、世界最大の木造艦でもある「やえやま型」。深度
数百メートルの深深度機雷に対応できる。


 これらの掃海艇を支援するのが、「うらが」と「ぶんご」の掃海
母艦。補給や指揮施設に加え、水中処分員用の減圧室や機雷敷設
装置まで装備している。


 現在の機雷は、以前のように触れると爆発するタイプはもちろん
磁気や音に反応するタイプの他にも、指定時間に爆発するものが
増え、処分が難しくなっている。そのため、機雷が爆発しても影響
を受けないペリコプターによる掃海活動も行われていて、掃海母艦
はその運用ベースにもなっている。