★7 カンガルーの語源はカンちがいから | ぐーすけとりきのブログ

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 ブリキ(スズをメッキした鉄板)はカタカナ書きされることが
多いが英語ではない。もちろん他の外来語でもない。そもそも
同じ金属をブリキという西洋人はどこにもいないのである。


 その由来は次のとおり。幕末に開港した横浜で、レンガ造りの
西洋風建物が建てられることになった。ここに来たある日本人が
レンガの入った金属製の箱を指さして「これはなにか?」と
聞いたところ、イギリス人は「ブリック(レンガ)だ」と答えた。


 日本人が聞きたかったのは金属の箱の方だが、答えたイギリス人
は中身のレンガだと思い込んでいた。このときのカンちがいがもと
で、スズをメッキした鉄板をブリックが転じて「ブリキ」というよ
うになってしまったのだ。


 これとほぼ同じことが、18世紀のクック船長の航海でも起こ
っている。その場所はオーストラリア。


 クック一行はオーストラリアで「見たこともない動物」に遭遇
する。乗組員の一人が驚いて「あれはいったいなんという動物だ」
と先住民族アボリジニに聞くと、アボリジニは「カンガルー」と
答えた。


 しかし、このとき彼は動物の名前を知っていたわけではないのだ。
問われて知らなかったから「知らない」と答えたのである。


 アボリジニの言葉で「知らない」を意味するのが「カンガルー」
という言葉だったのだ。