本来のウインナーソーセージは、豚肉と牛肉を塩漬けしたものに
香辛料を加えて練り合わせ、羊腸にいれて燻製・ボイルしたソーセ
ジのこと。その名のとおりオーストリアのウィーンが発祥の地だ。
ヨーロッパにはこうした産地の地名がつくソーセージが多く、フ
ランクフルトはドイツ・フランクフルトが発祥の地。やや大きめの
ボロニアソーセージは、イタリアのボローニアが発祥地である。
産地によって使う肉や製法に特徴があり、それによってソーセー
ジの名前も変わるわけだが、日本農林規格(JAS)では、使用する
肉の種類や燻製の有無には関係なく、一定の基準で作られたソーセ
ージのうち主な三種類を次のように規定している(日本国内だけ
の分類)。
◎ウインナーソーセージ…羊腸を使用したもの、または製品の太さ
が20ミリ未満。
◎フランクフルトソーセージ…豚腸を使用したもの、または製品の
太さが20ミリ以上36ミリ未満。
◎ボロニアソーセージ…牛腸を使用したもの、または製品の太さが
36ミリ以上。
日本語で「腸詰め」というようにソーセージは動物の腸に詰めて
つくられるが、最近では人工のものが多く使われているため、分類
は太さの違いが基本。だから「ちっちゃいのがウインナー、おっき
いのがフランクフルト」」でも一応正解なのである。