日本人の脚はだいぶ長くなったといわれるが、その脚をさらに
長~く見せてくれる「脚長パンツ」が人気商品になっている。最近
ではレディースだけでなくメンズスーツにも登場したが、一体
どうして「脚長」に見えるのか?
その秘密は、まず従来とは異なるパターン技法にある。ヒップ
下の余り部分を内側に畳み込むことで、おしりのシワをなくし、
ヒップの位置を高く見せてくれる。
さらに立体プレス縫製により、体にフィットするラインを作り
出し、脚がスッキリと細く見える。
しかし、こういったパターンや縫製技術のほかに、このパンツに
は、「目くらまし作戦」ともいえる視覚的な技が隠されている。
たとえば、ヒップポケットの位置は高めに設定。さらにウエスト
ラインの前を下げて後ろを上げる。そうすると、錯覚でヒップの
位置が高く上がって脚がぐんと長く見えるのである。
この「脚長パンツ」が好評のため、各メーカーはいっせいにパタ
ーンの見直しを行う「パンツ革命」が起きているとか。紳士用パン
ツのシルエットが変わるのはおよそ20年ぶりだそうである。