早朝勤務のJRの車掌や運転手にとって、寝坊は厳禁である。そん
な全国のJR職員が絶大な信頼を寄せる目覚まし時計があるという。
その名も「自動起床装置ベッド」。
まず、ベッドについている制御タイマーで起床時刻をセット。
あとは普通にすやすやと眠るだけだが、このあとがすごい。
設定した時刻になると、ベッドの下のエアマットが急激にふくら
み、寝ている人の腰のあたりをグッと持ち上げてしまう。その後、
タイマーをオフにするまで、エアマットはふくらんだりしぼんだり
を繰り返す。
あるデータによると、寝ている人を起こすには直接体を揺り動
かすのがいちばんという。実際、このベッドは全国の乗務員宿泊
施設に置かれて職員たちがお世話になっているが、効果はてきめん。
ただ、「朝のマット運動」で起こされるのはツライという人も
いて、こちらは普通の目覚まし時計で一発で起きるようになるそう
だ。
以前、このベッドがマスコミで紹介されたときはメーカーに問い
合わせが殺到。「JR職員と同一仕様」をうたう家庭用起床装置
ベッドはロングセラーになっているそうである。