最近、街中でよく見かけるディスカウント理髪店。1000円
や2000円で髪をカットしてくれるのだから、今月はふところ
が寂しいという学生やサラリーマンにはありがたい限りである。
しかし普通の理髪店とディスカウント理髪店、ここまで料金
が違うと何か手抜きがありそうな気が気がしてしまう。だが
そんなことはもちろん、ない。
まず普通の理髪店とディスカウント理髪店との一番の大きな
違いは、組合に入っているか、いないかの差である。普通の
理髪店は、組合の決めた料金で調髪しなければならない。地域ごと
で異なるが、3500円から3800円くらいといったところだ
ろう。それに比べてディスカウント理髪店は料金設定が自由だから
、早い話100円だっていいわけだ。
さてその料金の違いを生むのは、調髪にかかる時間との違いかも
しれない。普通の理髪店は一回につき、だいたい1時間といった
ところ。それに比べてディスカウント理髪店は15分から20分で
ある。つまりディスカウント理髪店は徹底的に作業のスピード化
を図り、客の数と回転でこなして普通の理髪店と同じくらいの
売り上げを目指しているのである。
あるディスカウント理髪店の店長によると、理髪店のコストの
ほとんどが人件費らしい。それを考えると、いまの忙しい世の中
には短時間で済むディスカウント理髪店の方が合っているかも
しれない。