マンションも、最近は供給過剰といわれ、まだまだ底値ではない
と話題になるいっぽうで、新築の億ションが結構売れているとか。
そんな夢のような住まいでないにしても、マンション一戸を買う
となれば、庶民には人生の一大事だ。
今週はあの沿線、今度の日曜はこっちの郊外駅とモデルルームの
チェックにも力が入るだろう。ところで、そのモデルルームって、
実際に住むことになる部屋と本当に同じ造りなのだろうか?
建物が完成して、その中の一室が公開されているときは心配が
ない。しかし、まだ建築中のとき、工事現場近くや最寄駅そばに
建てられた「現地モデルルーム」というのが問題だ。なかには
プレハブに内装を施しただけのものがあったりするのだから。
だいたいモデルルームというのは、
「住居部分の機能性や間取り、水回りの仕組みなどを知ってもらう
ためのもので、宅地建物取引業法で決められた告知義務事項は
説明できる」
というのが業者側の言い分だ。
しかし、実際は窓が小さかったとか、床板がフローリングのはず
だったのにビニール張りだった。騒音がひどいといったモデルルー
ムとの差の苦情が多いのも事実。家具が入らなかったというに
至っては、寸法までが違っていたということだろう。
現実に建物内の公開でない限り、あくまで雰囲気がわかる程度と
覚悟しておいたほうがよさそうだ。