水泳の競技ではタイムの測定は機械が行っている。ひと昔前
まではストップウオッチによって計測していたが、現在では
プールの両端にセットされたタッチ板が自動的にタイムを記録
している。
選手がタッチ板に触れるとセンサーが働いて、信号が出るように
なっている
ところで、選手たちの激しい泳ぎによって強い波が起こる。
タッチ板はその波によって反応することはないだろうか。つまり
水圧を選手のタッチと間違えてタッチ板が作動することはないのだ
ろうか。
タッチ板は表板と裏板の二重構造になっている。表のタッチ板
なは表面に小さな穴があいており、その裏側にも板があり、間に
圧力センサーが組み込まれている。
表板の小さな穴によってプールの水や空気が2つの板の間を
行き来できるようになっている。強い波が起きても、それが内側
に流れ込むので、表のタッチ板にかかる水圧がやわらげられ、
センサーは作動しないようになっている。