ウイスキーが今のような琥珀色の酒になったきっかけは、イギ
リス政府がウイスキーに高率の税金をかけたからだった。
1776年、イギリス政府は、財政的な苦境に立たされていた。
フランスと七年戦争を戦った上、植民地だったアメリカに独立
され、、税収が大いに不足していたのである。 そこで政府は、酒税を一挙に15倍にも引き上げた。
すると、多くのウイスキー業者が、法外な税を免れるため、
人目につかない山奥に密造所をつくり、樽に詰めて貯蔵し始めた。
すると、樽に貯蔵されたウイスキーは、琥珀色に染まり、味も
一段とまろやかになった。
こうして、ウイスキーの味わい、品質は一気に上がったのである。