平安時代中期から、僧侶が武器を取って人を殺めるようになる。
僧兵が登場したのである。彼らがそろって覆面をしていたのは
むろん身元を隠すためである。
平安中期以降、地方の国司らが武力によって所有地を拡大
させようとする動きが活発化したので、寺院側は国司らの攻撃
に対して、武器をとることとなった。つまり、僧侶たちは、財政
基盤である荘園を守るため、武器を手にして戦うことになった
のだ。
ただ、僧侶の本文を考えれば、殺生ははばかれる行為。
そこで、戦いに参加する僧侶たちは、身元を隠すため、覆面
をするようになった。
その覆面が太平洋を渡って、ときのノバイスパニアにうけつがれ
ルチャリブレとして発展し、最近ではミルマスカラスらが被って
活躍している…というのはもちろんウソである。