▼4 日本で最初に入荷した「罪と罰」3冊の行方は? | ぐーすけとりきのブログ

ぐーすけとりきのブログ

ブログの説明を入力します。

 ドストエフスキーの「罪と罰」はおもしろい。世界文学である
だけでなく、ミステリー要素もたっぷりで、ぐーすけも5年に1度
は読み返している。「罪と罰」が日本に入ってきたのは、発表から
約20年遅れた明治20年のこと。入荷したのは英訳本で、当初は
日本橋の丸善が3冊仕入れただけだった。


 では「罪と罰」を最初に読んだ日本人は、誰だったのか?


 入荷した3冊のうち、最初の1冊を買ったのは「小説神髄」
「当世書生気質」などで知られる坪内逍遥(つぼうちしょうよう)
だった。当時28歳だった彼が、「罪と罰」の日本人最初の読者
となったのである。


 ちなみに、残りの2冊は、新聞記者で翻訳家の森田思軒(し
けん)、評論家で翻訳家の内田魯庵(ろあん)が購入した。
魯庵は、後に「罪と罰」をはじめて日本語に訳している。