国際社会の批判を無視して、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験
を行っているが、この時、日本海に派遣されたのが海上自衛隊の
「イージス艦」だ。
イージス艦とは、簡単に言えばイージス・システムを搭載した
駆逐艦や巡洋艦のことで、高性能レーダーで遠くの標識を識別し、
一度に多くの敵と対戦できる能力を備えている。射程距離120キ
ロメートルの対空ミサイルを74発搭載していて、遠方にいる
航空機や戦艦、潜水艦にミサイルを同時発射して攻撃する能力が
あるのだ。
このシステムの開発国はアメリカで、イージス艦を保有できる
のは経済力のあるアメリカの同盟国だけに限られている。
2013年現在、日本の海上自衛隊には6隻のイージス艦が
あるが、防衛省は今後10年以内にあと2隻増やして8隻に増強
する方針を固めている。北朝鮮の核ミサイル開発や中国の海洋進出
に備えるためだ。
だが、これほどまでに優れたシステムだけに、価格は海上保安庁
の年間予算に匹敵する(!)今後は予算面でも国会で問題となる
ことは予想されるが、隣国の脅威を考えると背に腹は代えられな
いのかもしれない。
イージス艦が太平洋戦争時にタイムスリップした漫画に「ジパ
ング」という、かわぐちかいじ先生の作品があるが、歴史の骨太
な流れはそのままに、ちょこっとだけ歴史をいじってかくあるべし
かというものだった。たとえば米軍空母「ワスプ」は歴史では
日本が沈めたものだが、イージス艦「みらい」のハープーン・ミサ
イルが撃沈したものになっている。
また山本五十六は航空移動中に撃墜されたものであるが、劇中
では、墜落した米兵に狙撃されて死亡している。
あんましストーリーをいうと、ネタバレになっちゃうので言わない
が最後まで現実と空想をごっちゃにしてソテーした面白い漫画
だよ。