日本の国歌である「君が代」が、正式に国家として制定
されたのは平成11年。「君が代」の歌詞は「古今集」に
「読み人知らず」として載っている古歌である。これに
明治初期にイギリス人の軍楽隊長が曲をつけた。外国人が
作曲したというわけでもないだろうが、評判が悪く、
やがて宮内庁の林広守が作曲し直し、ドイツ人エッケルトが
和音をつけたのである。
そして、明治13年に、天皇の誕生日を祝って宮中で
演奏されたのが最初である。
ところで「君が代」に2番があるのはあまり知られていない。
その2番とは、次のとおり。
「君が代は 千尋の底のさざれ石の
鵜のうゐる磯と あらわはるるまで
かぎりなき みよの栄を
ほぎたてまつる」
私たちが口ずさむ「君が代」は、わずか31文字しかなく
国連に参加している国のなかでもっとも短い国歌である。
短いのも当然で、現在歌われているのは1番の前半だけ。
後半には次のような歌詞が続く。
「うごきなくときわかきはに
かぎりもあらじ」