第二次UWFは松本大会で選手全員一致で万歳を行いこれから一枚岩
だと思った1ヶ月後、前田のリングス、高田のUWFインター、船木の
藤原組と三派に分裂する。ここのあたりを詳らかに書くと、一冊の本が
できるので割愛するが、前田がたった一人でリングスを立ち上げたの
は相当な決意があったのだろうと思う。(後にUインターから長井選手
が合流)
「あとは、車だったらポルシェだオレは、といった、青春が終わった大
人の趣味の問題として、分派した中で一番好きなブランドはいまでも
リングスです。「リングスが最強に近かった」と言っているわけではあり
ません。単にすべてが趣味にあっていたわけです。まあとにかく、第二
次Uは「いつかこの男は私を捨てる」と思いながらも「愛してる、愛して
る」って暮らすのと一緒ですよね。捨てられるのはわかっていたけど
いざ捨てられるとけっこうツラいっていう。」
「すでに私の青春は第一次Uで終わってはいたけれど、第二次Uで焼
けぼっくいにちょっと火がついて、第二次Uの解散とともに完全に終わ
りまして。そこから先は、純然たる大人として観戦し続けてますね。
明言しますが、大人になってからのほうがずっといいです。」
このレビューは菊地成孔氏の「菊地成孔の格闘技・プロレスに関する
発言集~あなたの前の彼女だって、昔はヒョードルだのミルコだの
言ってた筈だ」より抜粋させていただきました。興味のある方は
一読することをお勧めします。