▽わたし、オナラしました~ | ぐーすけとりきのブログ

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「屁の論に泣くもさすが女なりけり」という江戸

川柳がある。男女が何人か集まっている所で

誰かがすかしっ屁をする。

いったいだれがやったのかということになり、

なかの女性が疑いをかけられ、泣き出すさま

を詠んだ句である。


人前で放屁をするのはよくない。とくに女性の

それは、はしたないこととされている。

それは今も昔も同じである。

だが「出もの腫れもの、ところきらわず」という

ことわざもあるように、ときには人前ででてしまう

ことがある。


そこでかつて、それを引き受ける女性がいた。

すなわち、その昔、身分の高い家には、その家

の妻女や娘に付き添って、放屁や過失などを

自分の責めとして負う役の者がいた。

その者のことを「屁負比丘尼(へおいびくに)」、

あるいは「科負比丘尼(とがおいびくに)」といった。


妻女や娘が屁をする。それを屁負比丘尼が自分

がしたようにし、恥かきの代わりをしたわけである。