▼ハゲワシさん、ハゲていますよ | ぐーすけとりきのブログ

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ハゲワシやコンドルなどは不気味な生き物だ。

どうやて嗅ぎつけるのか、獲物を食べている

ところに、いつの間にか集まっていて、

あの鋭い目でジッと隙を伺っている姿。

それならばまだしも、むさぼるように死骸

に群がり食らう姿は、まさにおぞましいの

一言につきる。


チベットや西インドでは、鳥葬といって、死者

の屍を丘の上などに運んでこれらの鳥たち

に始末させる風習がある。これは、食物連鎖

の摂理にはかなっているのかもしれないが、

やはり我々には不快感は拭えない。


ところが不思議なのは、これらの鳥たちの

頭がハゲてうることだ。これは死骸を始末

する自然界の葬儀屋だからではなく、彼ら

なりの生き延びるための知恵なのだ。


彼らの食べ方を見ればわかる。

表面をつついたりかじったりするのではなく、

死骸の破れたところから首を突っ込んで

中身を喰らうのだ。


もし羽毛があったのでは、食べる時に不都合だ。

首を引き出すときに引っかかるし、血や肉が

付着して汚れてしまう。

そこで「不要なものはいらず」の進化の法則が

作用して、あの格好になったわけだ。


その証拠に、同じハゲといっても、鳥によって

ハゲ方に違いがある。

たとえば、コンドルやシロエリワシは、頭だけ

ではなく首の上半分までハゲているのに対し

ヒメコンドルとクロコンドルは頭全部、それが

ハゲワシになると側頭部や後頭部には羽毛

があり、ハゲているのは顔から頭頂部かけて

のみ、というように様々。


ハゲた部分が多い鳥は、それだけ深く首を

突っ込むからで、その度合いに応じて

ハゲかたも違っているのだ。