▽吸血コウモリとヴラド三世 吸血鬼のモデル | ぐーすけとりきのブログ

ぐーすけとりきのブログ

ブログの説明を入力します。

夜になると死体が蘇り、眠っている人間に忍びよって

その生き血をすする。

この吸血鬼伝説が西ヨーロッパの人たちに知られる

ようになったのは、16世紀のこと。

我々にも馴染みが深い「ドラキュラ伯爵」の話も

その吸血鬼伝説の一つだ。


舞台は、ルーマニアの辺鄙(へんぴ)な地方で、

誰も住まない古城のかつての城主が主人公。

夜になると柩から出て、吸血コウモリに変身して

生き血をすすりに回るというストーリーだ。


ところが、本来の吸血鬼伝説は、吸血コウモリ

とは無関係だったという。

現実には、吸血コウモリはもともとヨーロッパには

棲息せず18世紀のはじめに中央アメリカや南

アメリカで発見され、はじめてその存在が知られ

たものだ。

だから、16世紀のヨーロッパに残された話に出て

くるなんてありえないはず。

ドラキュラの伝説は、18世紀以降に書きかえら

れた可能性があるということだ。


ところで、このドラキュラという名だが、これは

ルーマニア語で「悪魔」や「ドラゴン」を意味する

あだ名。こんなすごいあだ名をつけられた人物は

15世紀の半ばに実在した南部ルーマニアの

支配者ヴラド三世だった。

敵や裏切り者を生きたまま杭に串刺しにすると

いう残虐きわまりない行為をおこなったためで

それが吸血鬼伝説に結びついたのだろうとさ

れている。