同じ犬でも、血統書つきの純血種は、下痢をしたり
皮膚がただれたり、なにかと病気にかかる。
いっぽう、いろいろな種類の犬の血が混じった
雑種は雑草のようにたくましい。病気知らずの
長生きだ。
これには遺伝学上の理由がある。犬に限らず
動物の雑種は「雑種強勢」といって、両親
よりもすぐれた形質を示す性質があるのだ。
たとえば、ロバとウマをかけあわせた雑種
ラバは粗食に耐え、病気に対する抵抗力が
強い。
また、イノシシとブタをかけあわせた雑種
イノブタは、病気に強いだけでなく、肉の
味もいい。
そういえば、昔飼っていた犬で純粋の
ダックスフンドだった「クロ2世」は下痢便ばかり
してたな~。
マルチーズの「ペル」は、小さな体でも
野を越え山越え鍛えたから、他の兄弟の
犬よりも長生きした。
あとは、みなミックスで丈夫だった。
ただし、あらゆる面で雑種のほうがすぐれて
いるとは限らない。たとえば、馬の「競争本能」
これについては、雑種の馬より、純血種
サラブレッドのほうが断然すぐれているのだ。