童謡で「おに~のパンツはいいパンツ~
つよいぞ、つよいぞ、5年はいてもやぶれない~」
と歌われている「いいパンツ」とは、黄色に
黒のシマシマが入った「トラ柄」のパンツの
こと。鬼のパンツというと、なぜか昔から
トラ柄が定番だが、これはどうしてか?
じつは、トラのパンツの誕生は、日本に
古くから伝わる「鬼門」という方角とおおいに
関係がある。
鬼門とは、いまの北東のこと。中国の伝説
では鬼(亡霊)が出入りする方角として
嫌われていた。
その風習が奈良時代の日本にも伝わり、
鬼門の方角には玄関や井戸をつくるとよくない
とか万事に忌み嫌われる方角となった。
また、日本では、北東の方角を十二支で
表した方位で「うしとら=丑寅」と呼んだ。
鬼のイメージはそこから生まれた。
つまり、鬼の頭にはえている角は「丑=牛」の
角をイメージしたもの。
そしてパンツの柄には、「寅=虎」のイメージ
が借用されたというわけである。