当たり前の話だが、中世ヨーロッパにアルミ
やジェラルミンはなかった。
中世の騎士の鎧はすべて厚い鋼鉄でつくら
れていた。その重さは70~80キロ。
そのため、中世の騎士たちは、一度倒れると
自分の鎧の重みで立ち上がることが
できなかった。
戦場では、そのスキを突き、倒れた敵に
馬乗りになり、首や腕、股など鎧の
継ぎ目から短剣を突き刺し、トドメを刺す。
それが中世の戦い方であった。
では、なぜ、騎士たちは、そんな行動も
ままならないような、重い鎧を身につけて
いたのか。
これは、鉄の矢を機械で飛ばす
強力な武器から身を守るためだった。
簡単な鎧では、鉄矢の餌食になったのである。